USBメモリからPuppy Linuxを起動した話
うちのデスクトップPCは随分長く使っていて、もし起動しなくなってもHDDのデータを取り出せるようにと防災訓練したお話です。バックアップはとってありますがやった事なかったので。
流れとしては、MacからUSBメモリにPuppy Linuxを書き込み、デスクトップでUSBブートさせました。書き込みの部分はWindowsでも同じ手順でできます。
まずPuppy LinuxのISOファイルをダウンロードします。http://openlab.jp/puppylinux/download/puppy-5.7.1JP/のprecise-571JP.isoですね。日本語対応バージョンになっています。
USBメモリに書き込むために、UNetbootinというソフトも必要です。OSに対応したものをダウンロードします。UNetbootinを起動して図のように選択をします。
あとは手順に従っていればUSBメモリに自動で書き込みされます。
ちなみに図の上の選択肢を選ぶとISOファイルも自動でダウンロードしてくれるそうです。ただし日本語に対応してないかもしれません。
USBメモリを起動させたい方の端末(私の場合デスクトップ)に差し込んで電源をいれ、バイオスを起動させます。Advanced -> Advanced Chipset Setup -> USB Storage Device Support -> EnableでUSBからのブートが可能になります。念のためBootタブでUSB HardDiskのプライオリティがHard Diskよりも高いかを確認し、大丈夫ならば適応と再起動で無事Putty Linuxが起動します。起動する際何か選択を迫られますがDefaultでいいです。
Putty Linux内でHDDのデータをUSBに移すことができればデータを救済できます。
注意点として、どうやら最新版でもOpenSSLの脆弱性に対応してないそうなので、ネットにも繋ぎたいという方はパッチをあてはめる必要があるようです。詳しくは調べてません。