2022 年の話になるのですが、ガレリアのデスクトップパソコンを購入しました。当時は自室まで LAN ケーブルの配線がなかったため、WiFi 内蔵のものを購入しました。そしたら Bluetooth 機能が WiFi デバイスに付属のものが使われており、その電波が非常に弱かったです。なので外付けの Bluetooth アダプタを接続したのですが、悪戦苦闘したので、同じ困った人のためにその記録を残しておきます。今更ですけど。
要点
問題
デスクトップ Bluetooth が弱い。
原因切り分け
冒頭で書いた通り、新しく購入したガレリアパソコンの Bluetooth が弱かったです。最初は Bluetooth イヤホンの接続がぶつぶつ切れるので、イヤホンのほうに問題があると思っていました。しかし、自分は Bluetooth イヤホンを2つもっており、どちらも同じ現象が起きるので、これはパソコン側の問題だと思いました。
スマホアプリには Bluetooth の電波強度を計測できるアプリがあります。
https://play.google.com/store/apps/details?id=dev.egl.com.intensidadbluetooth&hl=ja
それでパソコンからの Bluetooth の電波強度を計測しました。世の中にはたくさん Bluetooth が飛び交っているので(集合住宅だと特に)スキャンすると大量に出てきます。どれがパソコンのものかどうかを調べるには物理アドレスを調べます。Windows であれば、
設定 > ネットワークとインターネット > ネットワークの詳細設定 > ハードウェアと接続のプロパティ

下の方に Bluetooth のデバイスが表示されるので、その物理アドレスの値と同じものが計測アプリにあるか調べます。
自分の場合、デスクトップ本体から1m離れると -100dBm と計測されました。マイナスの数字が大きいほど悪いです。アプリでは -80dBm が Good なので、たった 1m 離れただけで Good から外れてしまうのはかなり電波強度が弱いことがうかがえます。
ちなみに、Mac の Bluetooth 機能は -25 dBm でした。
Bluetooth アダプタの出所
今回の話とは少しずれますが、当時の自分は貧弱な Bluetooth アダプタの正体も調べていました。
「ハードウェアと接続のプロパティ」の中に、Bluetooth アダプタと物理アドレスが非常に似ている WiFi アダプタがありました。
これです。スペックをみると、WiFi アダプタに Bluetooth 機能が付属しています。なるほどと。Bluetooth 機能だけであれば、おそらく Bluetooth 専用のアダプタが内蔵されたのでしょう。今回自分はガレリアに WiFi 機能をオプションで付けたので、デバイスとしてはまとまったのだと思いました。しかしそれだと Bluetooth 専用のアダプタとは違い、信号強度が貧弱だったようです。ゲーミングパソコンにわざわざ WiFi オプション付ける人は少数派でしょうし、あんまりクレームがたまってなかったのかも。
対応
手順
- 外付け Bluetooth アダプタを接続する
- デバイスマネージャから内蔵 Bluetooth アダプタをアンインストールする
- 再起動する
- デバイスマネージャを開くと、内蔵 Bluetooth アダプタに三角マークがついて「デバイスを無効にする」ができるようになるので、する
- 今後は外付け Bluetooth アダプタが認識されるようになる
解説
原因を特定できたので、対応としてはパソコン内蔵の Bluetooth ではなく、外付け Bluetooth アダプタを使おうと思いました。 自分が使っているのとは違いますが、こういうのです。
問題は接続するだけでは解決しなかったことです。

デバイスマネージャで Bluetooth デバイスの状態を確認します。自分の場合は、パソコン内蔵の Bluetooth アダプタが「インテル(R) ワイヤレス Bluetooth(R)」で、外付け Bluetooth アダプタが「Realtek Bluetooth 5.0 Adapter」という名前でした。前者は「Bluetooth アダプタの出所」で調べたからわかって、後者はデバイスのインストール日時から判断しました。
今回有効化してほしい外付け Bluetooth アダプタには、三角マークがついています。右クリックしても「有効化する」という選択肢がなく、再起動しても同じです。 もちろん、Bluetooth は弱いままです。
結論から言うと、パソコン上で有効化できる Bluetooth アダプタは1つだけのようでした。

再起動時に外付けの Bluetooth アダプタではなく、パソコン内蔵の Bluetooth アダプタが先に認識されていたのです。
ではどうやって先に外付け Bluetooth アダプタを認識させるのか。当時はなぜか、右クリックしても「デバイスを無効にする」という選択肢が表示されませんでした。今同じ状況を再現しても表示されるので、その場合は内蔵の Bluetooth アダプタを「デバイスを無効にする」して、パソコンを再起動するだけで問題解決です 🎉
当時の自分は、先に外付け Bluetooth アダプタを認識させるために、内蔵 Bluetooth アダプタのほうを「デバイスのアンインストール」して再起動しました。アンインストールしているからなのか、先に外付け Bluetooth アダプタが認識されました。

再起動後のデバイスマネージャはこんな感じになります。外付け Bluetooth アダプタが認識されており、逆に内蔵の Bluetooth アダプタは三角マークがつくようになりました。この状態でさらに再起動すると、元の状態にもどってしまうため、そうさせないためにここで内蔵の Bluetooth アダプタのほうで右クリックして「デバイスを無効にする」をします。そうすることで、再起動しても常に外付け Bluetooth アダプタが使われるようになります 🎉
その後
Bluetooth の電波強度を改めて計測すると、-50dBm になりました。先ほどより強くなっています。肝心の Bluetooth イヤホンも切れなくなりました。 今のガレリアでも同じ状況が発生するかわからないですが、誰かの助けになればと思い、今更ながらでも記事にしました。
