dorapon2000’s diary

忘備録的な。セキュリティとかネットワークすきです。

紙の本と電子書籍の使い分け

紙の本を買うべきか、電子書籍を買うべきか、本を買ったことがある人は誰もが一度は悩むと思います。自分もずっと答えが出せないまま、今でも悩んでいます。

使い分け方もいろいろあると思います。

  • どこでも読めるから
  • 場所を取らないから
  • 電子書籍のマーカーやメモ機能が便利だから
  • 値段が少し安いから
  • 寝ながら読めるから

電子書籍

  • 手に馴染んで前後のページを行き来したり、特定のページを開きやすいから
  • 所有欲が満たされるから
  • 1つのインテリアになるから
  • 人に貸せるから
  • 中古でも揃えられるから

⇒ 紙の本

自分の性格上、購入基準が統一されていないともやもやします。前買った本は電子書籍なのに、このどうしてもほしいこの本はなぜ紙で買いたいと思ってしまうのか。どちらかに揃えないと気になる。分けるなら理由がいる。好きな本だけ手元に置くというのは理想的ですが、好きかどうかは読んでみないとわかりません。内容がわからないうちにどちらかを選択する必要があります。

現状の自分なりの使い分け方を残しつつ、思考の整理をします。ここでの電子書籍Amazon Kindleとします。

本を3分類する

まず3つに分けます。

電子書籍がない本はもう紙の本買うしかないですね。ただ、kindleになくても出版社のホームページに行くと、案外電子書籍が販売されていたりします。データさえあればkindleにインポートできますが、PDFで取り込んだ場合マーカーがうまく機能しません。マーカーは電子書籍のメリットなので、それが引けないなら自分は紙にします。

電子書籍だと読みづらい本があります。例えば、1ページが文字ではなく画像として取り込まれていると、文章が小さく読みづらいです。マーカー機能も使えません。大きめの本やムック本によくあります。こういうのも実質紙の本一択だと思います。

今回話題にしたいのはそれ以外ですね。

買ってもいつかは手放すだろう本

〇〇入門や新書、漫画、などは自分はいつか手放します。引っ越しのときの荷物整理や、入門の次の本を買って入門の内容を含んでいる、好奇心で買ったけど1回読めればそれで十分、などの理由です。ただ捨てるくらいなら、場所も取らない電子書籍で持っておきたいです。検索のノイズにはなりますが、電子書籍で持っててタイトルを覚えていたおかげで人におすすめできたりします。

これが、自分のもつ使い分けの一番大きな指針です。

技術書

技術書は重いので、どちらで持つかは結構人によると思います。自分は紙の本派です。

仕事中さっとディスプレイに並べて読みたいとき、やはり本のお手軽感が強いです。技術書は割とレイアウトありきの読みやすさだと思っているので、その点も紙の本がいいです。あと、技術書が並ぶ本棚はカッコいいです。

漫画

電子書籍で買います。理由は「買ってもいつかは手放すだろう本」に自分の中で分類されるからです。単純に巻数が多いとすぐかさんで本棚を圧迫しますからね。本当に好きな作品だけ精神安定剤だと思いながら紙の本で買います。

悩みの種が、漫画は中古のほうが安いことで、中古で買うと必然的に紙になります。つまり、紙の本と電子書籍が入り乱れます。ほんとどうすれば......

小説

紙の本で買います。理由は小説が好きだからです。

漫画のように中古で小説を買うことに全く躊躇はありません。手放すくらいなら本棚を増やすか、小説以外を手放してスペースを作ります。

専門書

技術書以外の専門書(学術書)ですね。社会学とか法学とか興味が高じてたまに買います。その場合、紙の本です。新書と違って、高い分雑に手放したりしないですし、専門書は紙がいいという思い込みがあります。

ビジネス書

電子書籍で買っていますが、よくわかりません。紙の本と電子書籍を買うか迷走していた昔の自分が、とりあえず電子書籍で買い続けていたので、統一するために今でもという感じです。ビジネス書は新書と似ているので電子書籍でいいのかもしれませんし、専門書と似ているので紙の本がいいのかもしれません。使い分けに統一的な理由を与える際の鬼門です。

同人誌

特に漫画やイラスト集に限らず、技術書も含めた同人誌全般です。同人誌を購入する場合送料がかかり、本の値段によりますが、結構な割合になります。自分の読書体験より先に本の値段を気にしたくはないのですが、結局自分は電子書籍で購入することが多いですね。

最後に

以前ブックメーターというサイトで、「紙の本と電子書籍どちらを買うか」のようなスレッドを立てて回答を募ったことがあります。やはり本好きが集まるサイトなので紙の本派が多かったです。自分はここで話したように使い分けていますが、まずは紙の本から検討します。やっぱり紙の本のあの手触りとか本棚とかが好きなんです。

しかし、もし庭から石油が湧き出たとしても、すべて紙の本で揃えるとはならないなとも思っています。電子書籍電子書籍で魅力的です。やはり、紙の本と電子書籍を格安セットで購入できるラムダノートのような形式がもっと広まって欲しいです。需要ないんですかね。